チップデールは左の目じりを怪我していた。
ピンクの傷跡がみえてちょっと痛そう。
頭絡は予備頭絡で、傷口にあたりそうなところにはガーゼが巻いてあった。
頭絡をつけるのをちょっとためらっていると、K下先生が
「馬が嫌がるからやりましょう」
と代わりにやってくださった。
やはり傷に触れると痛いらしく、首をふる。
「どうしたんですか」
「なんかね、寝ているときにやったみたい。何か年に一回くらい馬房で勝手に怪我するんですよ。頭のてっぺんだったりしたこともあるし。別にこれくらいは傷ってほどひどい怪我じゃないんですけどね」
うーん、三歳児だなぁ。
しかしこういうところでさっと目ざとく見つけてフォローするのってすごいねプロですね。
初級の授業土日のどこかで持ってくれないかなぁ。
絶対時間のやりくりして授業受けたいんだけど。
しかしその初級。
本日デビュー。
ちょっとこわい。
ビギナーから初心者にあがったときは、まだ右も左もわからなかったから楽しさだけだった。
今回は更にレベルが上がるということで、恍惚と不安だ。
不安なので、K池先生に「初級初めてなので、よろしくお願いします」と挨拶をしておく。
あいかわらず目線があっているんだかないんだかよくわからない感じで「よろしくお願いします」とご返答いただく。
さて、自分はついていけるんでしょうかね。
挨拶が効いたのか、全体的な説明からうかがうことができた。
馬場に初心者レベルではなかったものがある。
アルファベットの小さい看板だ。
「Fから斜めに手前を変え」
というように利用する。
短蹄跡の「A」「C」は必ずあるが、長蹄跡のは長蹄跡の長さによって看板の数が変わってくるらしい。このあたりは後で調べてみることにしよう。
■フラットワーク
馬場は不良。一部水溜りが出来ていた。
チップデールはネックストレッチなし。
正反動大丈夫か>わし
隅角を深く回りながらフラットワーク。
チップデールをまだうまく動かすことができない。
脚が速いのに、前の馬になかなか追いつかないのだ。
例によって洗い場で寝ていたからなぁ。
拍車がうまく当たっていないのか、反応をうまく引き出すことができない。
正反動ではあいかわらず反動が大きい。炒飯状態。
サドルホルダーを持つ羽目に。とほほ。
隅角を深くまわったりして、コントロールをうまくしようと四苦八苦。
■誘導の練習
馬装点検のとき、「もっとだらりと足をさげるくらい、鐙を長くしましょう」
ということで3穴くらい伸ばす。なんか、大丈夫か、と思うくらい長いんだけど。
「輪乗りはやりましたか」
「いいえ、巻乗りもやっていませんが、半巻乗りはやりました」
「なんか高度なことをやっていますね」
半巻乗りって、高度だったのか。
だからO澤先生も52-53鞍目の初心者複合で絶句しておられたのかな。
単純にK下先生のいうがまま動いていただけですが。
という小話をまじえながら、実際は「輪乗りと輪乗りの手前を変え」を行う。
前のかた(自前の鞍をつけていて、とても上手なかたでした)について行けばいいや、くらいの感じでついていきました。
自分の下手さは歴然でした。
これを軽速歩と速歩で両方やるのですが、前のかたはきれいな円を描くのに、私は四角っぽい感じ。
輪乗りの手前を変えるとき、軽速歩ではきちんと立つリズムを変えないといけないのですが、なかなかできませんでした。
動きながら教わったことは:
- 内方の拳は気持ち下げる
- 外方の拳は気持ち上げる
- 体ごと少し内向きに倒す
- でも体はまっすぐ。腰のところでぐねっとならない。
- 手綱は内も外もきっちり張る
- 手前を変えるときは、一度まっすぐになってから
細かく細かくコントロールしていかないとなかなか難しいですね。
肩に力が入ってしまいました。
特に正反動のときは、後半はサドルホルダから手を放して行ったのですが、徐々によくなったとはいえ炒飯状態だったので、なかなかに難しかったです。
慣れたら
「鐙をはずして、きちんと姿勢をまっすぐにする感覚を養って」
ということだったので、レッスンの終わり近くに他のかたに個別でコメントをなさっているときに、自分だけで鐙から足を外して速歩をしてみました。
体が跳ね上げられるので、けっこう怖かったです。
ついつい内腿で体を支えようとして、かえってバランスを崩してしまいました。
そこでうまく脹脛で体を支えるってのをやらんといかんのかな。
今度聞いてみることにしましょう。
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